S先生のこと
2010年 07月 27日
※めちゃめちゃ個人的な心の呟きです。スルーしてくださってかまいません※
雨が降るはずの日曜日は、結局降らず。相変わらず暑い日が続いてます。
昨日の朝、実家の母からS先生が亡くなったと電話がありました。
S先生は、父の恩師です。農業高校時代の担任だった方です。
たぶん、父には『担任』以上の存在だったのだと思います。
卒業後も交流は続き、私たち兄弟も赤ん坊の頃から可愛がってもらいました。
もちろん、カナや、甥っ子、姪っ子も。
S先生夫妻にはお子さんがおらず、教え子を子供のように。その子供の私たちは孫のように。
可愛がってくれました。
私たち兄弟にとっては、サンタクロースのような存在でもありました。
毎年クリスマスになると、S先生宅の近所のケーキ屋さんから27cmのクリスマスケーキが届きました。
10数年続いて、末っ子の妹が中学生になった時点で“お開き”になりましたが、毎年とても楽しみにしてました。
70歳を過ぎても、好奇心旺盛で、毎日パソコンに向かい日々のつれづれを文章にしたり、メールしあったりもしました。
癌が見つかり手術を受け、治療に専念してました。
毎年5月3日のお祭りには、S先生を招いてましたが、今年は入院していたためにお会いできませんでした。
癌は骨にも転移していたようです。
一旦退院して自宅に戻られたものの、転んで骨折し救急車で運ばれそのまま入院。
そして。
両親が面会に行った時は、意識がなく酸素吸入していたそうです。
S先生の奥様は数年前に他界しました。
まだ小さかったカナも連れて、お通夜に参列させていただきました。
この度も、と思いましたが。
父の弔問客がかなり多くなりそうだから、遠慮してくれとの言葉に断念。
せめて野辺送りに、と言うのも却下されてしまいました。
私たちには知らされてない“大人の事情”(たぶん親戚関係?)がありそうです。
なので。
いろんな思い出を思い出しながら、家で手をあわせようと思います。
何かの折りにはお墓にお参りさせて下さいね、先生。
個人的な心の呟きに、お付き合いくださりありがとうございました。
by 1000_no_ao | 2010-07-27 09:59